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加害者でもあったということ
8月のこの時期になると、どうしても戦争のことを考えます。
沖縄でひめゆり平和記念資料館に行ったとき、
広島で平和記念資料館に行ったとき、
戦争のひどさ、つらさ、むごさ、悲しさを感じました。

「死者 15万人」

そうひと言で表わされる亡くなった人、そのひとりひとりに家族がいて、
友だちがいて、楽しみがあって、生きたいっていう気持ちがあったってこと。

事故でも地震でもたくさんの人が亡くなります。
そのニュースを聞くたびに悲しい、つらい気持ちになります。
でも、戦争が大きく違うのは、戦争中は相手国の人の命を奪うということが
大きな目的になっていることだと思います。
「望んで」殺すということ。
どんな家族がいて、友だちがいて、楽しみがあって、生きたいという
気持ちがあるのかわからない、見たこともない人を、殺す。

日本は原爆を落とされた被害者であり、空襲を受けた被害者であるとともに、
多くの人を殺した「加害者」でもありました。
わたしは日本で多くの人が亡くなったことを忘れたくないのと同時に、
日本人がたくさんの人を殺したということも忘れたくありません。
そこにどんな意味があったとか、どんな理想があったとか、
そんなことは関係なく、ただただ人を殺したというその事実を忘れません。

それでも、殺した人だけが、兵隊さんだけが悪かったのか。
そうではないと思っています。
自分が生まれる前の「日本人」が悪かったのか、愚かだったのか。
そうでもないと思っています。
今も、少しずつ社会は動いています。
法律が通る、その1つ1つに実は大きな意味があると思います。
気がついたら戦争に加担していた、そんなことが本当に
いつ起こってもおかしくないのだと思っています。
そして、そこにわたしの責任があるのだと思っています。


戦争は国レベルでは勝ったり負けたりということがあるけど、そのどちらも
個人として考えれば必ず被害者であり加害者になっています。
「加害者」の立場の個人を考えれば、それもまたつらい気持ちになります。
命令によって、相手を、人間を殺さなくてはならないということ。
加害者であることの中にある「被害」。
そして、それを強いる戦争。


そういうことを考えます。
8月のこの時期は、わたしにとってそういう時間です。


テーマ:日記 - ジャンル:日記

【2008/08/07 19:56】 | 考えて | トラックバック(0) | コメント(8) | page top↑
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コメント
随分と
HEAVYな話題ですね。
過ぎたことに関してはいろんな意見、解釈があるでしょうし
なかなかコメントもしにくいですが
なんだかんだいっても自分は恐らく戦争で死ぬことはないのだと思えば
この国だってそんなに悪くはないもんだ
とも思えます...
まあ、これからは経済戦争が主流ななのかもなあと感じることもあります。
WTOも決裂しましたからね...
【2008/08/07 21:28】 URL | ミュジニー #-[ 編集] | page top↑
あの戦争は、起こるのを止めようとした人たちがいました。日米両方に。
私の場合 本でちょっと読んだだけなんですけど・・・「ハル・ノートを書いた男―─日米開戦外交と「雪」作戦」だったと思います。

かのイギリス首相サッチャーさんも「命より重いものがある」と言い放って戦いに出ましたが(フォークランド紛争でしたっけ)
当時の日本の経済状況の逼迫と いいように操られるべからず、という国のプライドが戦争を起こしたんだと 私は思っています。
戦争を起こした人も国や国民を守ろうとしたんだと。

でもだからと言って正当なやり方だったとは思いません。

おとなしく植民地扱いになってれば良かったかというとそうじゃないけど
被害者になるのも 加害者になるのも、相当不幸なことだと思います。

戦争以外のことで解決してほしかったですね・・・
外交力ってたくさんの命を左右する。自国民も他国民も。
いかに甚大な被害をもたらすかを 忘れないために、語り継いでいくのはすごく大切だと思います。
【2008/08/07 22:35】 URL | ヤンガワ #-[ 編集] | page top↑
8月がくると 黙祷させられてたなぁ。
剣道の黙祷と違って なにやら恐ろしい記念の日のために 黙祷してる感じはしました。
戦争は中途半端に終わる事はあまりなくって、
してるひとは 「勝たなきゃ意味が無い」 と
言って人々の命をけずっていくのですよね。

戦争は誰が1番損をするのか?
国民が1番損をするのだと言う事を
しっかり子供達に教えて、国に騙されて命をむしりとられないようにしていくしかないですね。

小説ずっと読んでくださったのにブログ休止してしまってごめんなさいです><;

書き溜めて いつかいっきに・・・・。(爆


しろちささんの影響で 一人旅をすることも
この年で初めてやりとげました^^*
ありがとうございました☆

 
【2008/08/07 23:41】 URL | ヨヨ子 #-[ 編集] | page top↑
映画「大日本帝国」をご覧になったことがありますか?
南方戦線に駆り出された召集されたばかりで戦争のいろはもわからない一等兵がジャングルの中で相手兵とかち合うんです。
相手もどうやら戦争経験が無いらしく、双方が顔は見合わせているのにお互いにお互いを攻撃できずに、そしてさも「何も見なかった、誰とも会わなかった」とお互いに言い聞かせるように目配せしてその場を立ち去ります。
しかし戦争と言う異常な場にいるとそんな神経もいつの間にか麻痺し、こういったついこの間までは日本でそれぞれの営みを続けていた一般市民が平気で相手兵に対して発砲できるようになる。
見ていて怖さを感じました。
もともと軍人ではなくてもそのような場所にいることで殺人マシーンに変化していく狂気、当然ながら私達だってそんな状況下では変貌するんだろうな。
特に今の時期には戦争を美化するものではない、悲惨さや虚しさ、二度とは起こしてはならないと思える映画でも見て考えてみるのも良いのではないでしょうか。
【2008/08/08 12:19】 URL | nana #-[ 編集] | page top↑
ミュジニーさん、こんばんは。

はい、ヘビーな話題のコメント1番乗りをありがとうございます(^_^;。
こういうのって反応しづらいですよねー。
なのでコメントついてびっくりしました。
…と思ってたら4人も!
なんて濃いブログ(笑)!

そう・・・。
過ぎたことに関してはいろんな意見や解釈がありますよね。
立場もあるだろうし、それをどうやって体験したのかとか、
体験していないのかとかにもよるでしょうし。
だから、わたしはそこには今回の記事では触れてないつもりです。
そこにも一応わたしの考えはあるけど、でもそれは置いておいて
とにかく事実として、日本軍が人を殺したということ、そのことだけを
取り上げて「忘れたくない」と言ったつもりなんです。
(もちろん他の国も同じです。日本だけじゃなく、です)

その上で未来のことを考えたときに、それがどんな状況であろうと
知らない人を殺さなくてはならないような事態にはしたくないし、
そうしないためにはわたしの責任もある…と、そう思っています。
つまり、過去のことはただ揺るがない事実だけをとらえ、
未来について考えた…と、まぁそんなつもりでした。

で、ちょっとびっくりなこと。
戦争で死ぬことないって言えます(*_*)??
えーーそうかなーー。
もちろんそうならないように微力でも死力を尽くすつもりですが、
ないとは言い切れないんじゃないか、というのが
わたしの悲しい予想です。
ぜったいぜったいいやだけど。
殺すのも殺されるのも。

でも、そう言い切れたらほんとにいいなぁ・・・。
【2008/08/08 18:34】 URL | しろちさ #r4sbyV/Y[ 編集] | page top↑
ヤンガワさん、こんばんは。

うん、そうなんですよね。
いろんな動きをした人がいたはずだし、みんなが
悪者だったなんてことが逆にありえないんだろうと思います。
でも、戦争ってそうなんだと思うんですよ。
はっきりと「侵略戦争です」ってはじまった戦争なんて、
これまでなかったと思うんですよ。
後からそう評価されることはあったとしても。

だから、戦争っていう選択肢を残したくないんです。
だって、戦うどちらも「正義」のため、「自由」のために
戦うんですよね。

「自分たちが悪いけどやられっぱなしだから仕返しだ!」

ってな戦争はないと思うんです。
そうじゃないと兵隊である個人は動かないと思うし。

「命より重いものがある」

っていうのは知らなかったですけど、そこでかけていい「命」は
自分のものだけのような気がします。
確かに生きてたらそう思う場面に遭遇するかもしれないけど、
そこで人の「命」に影響及ぼしたらだめなんじゃないかなぁ。

どんなにどんなにどんなにどんなに立派な理想や
目的ややむにやまれぬ事情があったとしても、
家族や大切な人を殺されたとしたら、

「まぁそういう事情なら仕方ないよね」

とはならないと思うんです。
ただただ「大切な人が殺された」それだけが
事実として残ると思うんです。

だから、やっぱりこういう気持ちをつないでいきたいなって思います。

「なんか戦争ってかっこよくね?」

少なくとも、そんな考えにはならないように。
リアルな、リアルな戦争のことを考えたいと思います。
【2008/08/08 18:43】 URL | しろちさ #r4sbyV/Y[ 編集] | page top↑
ヨヨ子さん、こんばんは。

>してるひとは 「勝たなきゃ意味が無い」 と
>言って人々の命をけずっていくのですよね

ほんとにそうですね・・・。
いろいろな「うらみ」や「かたき」なんてのも入ってくると
もうやめるにやめられませんね。
それまでのことが無駄になっちゃうと思って、
さらに無駄を続けちゃう。
その気持ちは、でもわかる気がします。
だから始めたくないと思うんですけど。

あぁ、でも・・・・。
こういうコメントをくれるヨヨ子さんがブログから
離れてしまうというのがやっぱりさみしいなぁ。
自分のことじゃないんだから納得せにゃ仕方がないと
頭ではわかっていつつ、でもやっぱりさみしいです。
引き止めたくなっちゃいます。
せっかくヨヨ子さんのところでは我慢したのに(^_^;。

だから、いつか小説の続きを読めるのを楽しみにしてます、
ってことにしておきます。
ほんとは小説じゃなくてもヨヨ子さんのブログが読めたらいいんだけど、
でもそれを言うと引きとめることになっちゃうと思うから、
小説をいつか待ってますっていうことにします。
ってこうやって書いちゃってるのはやっぱりこらえられなかった結果でした。
ごめんなさい。

ひとり旅、わたしの影響もありました??
それは嬉しいなー。
そういうこともたくさんお聞きしたかったけど、
それはまた取っておきましょ。

ブログから離れた、のんびり生活を楽しんでくださいね。
病気とかもいろいろお大事に。
そして、もしよかったらまた遊びにきてください!

今までありがとうございました(*^_^*)
【2008/08/08 18:58】 URL | しろちさ #r4sbyV/Y[ 編集] | page top↑
nanaさん、こんばんは。

「大日本帝国」、知りませんでした。
教えてくださったエピソードはちょっとほっとするものですが、
でも次第に「やらなきゃやられる」って感じになってしまうんでしょうね。
バトルロワイヤルとか、esとか、そんなことを思ってもみなかった人たちが
その状況になったときに行動を変えていくっていうことが
実際に起こるんだと思います。
そして、それでも自分は大丈夫、とは言えないんですよね。

戦争を美化するのではない映画、そうですね。
やっぱりどうしても「家族のため」とかっていうところが強調されると、
「そのときの若者は偉かった」ってなって、それが
遠くても戦争美化につながっちゃうような気がしています。
決して家族のために戦った人を否定しているわけではないんですけど。

映画、ちゃんと見たいなぁ。。。
【2008/08/08 19:19】 URL | しろちさ #r4sbyV/Y[ 編集] | page top↑
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