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ナイフ
著:重松清

しんどいです。
別に今いじめが騒がれているから読んだわけじゃなくて、
たまたま図書館歩いてたら前から読みたかったのが
あったからだったんですけど・・・。

この人の本を読んで、本気で結婚を諦めそうになったことは
1度じゃありません。
それぐらいリアルで、それぐらい痛い。
結婚してない私でも、結婚したらこういうことってけっこうな
家庭で起こっているんだろうなぁということが容易に想像できる
ぐらいのリアルさです。

そして、私も昔は子どもでした。
だからここに書かれている「子どもたちの社会」である
学校で起こっていることは、実感を伴ったリアルです。

この本が最初に発行されたのは1997年。
今から9年前です。
だから、今はもっといじめの形が「進化」しているのかもしれない。
でもこの9年前の本を読むだけでも、

「友だちと仲良くしましょう」
「命を大切にしましょう」
「つらいことがあったらすぐにお父さん、お母さん、先生に
言いましょう」

という大人の呼びかけがいかに意味をなさないかがわかります。
いじめる側のリーダーの子が次の日にはいじめられる対象になる
ことを、大人になった私たちは考えついているでしょうか?
いじめの対象になったという屈辱を、誰より親だけには知られ
たくないと必死になる子どものプライドを?

親でもなく、先生でもなく、塾でもない、大人がいる場。
プライドから少し解放されて、かっこ悪い自分を見せられる
大人の存在。
解決しようと動き出さず、かわいそうねと同情せず、
ただ話を聞く。

そんなことができるかはわからない。
でも、まだ子どもだった頃をかろうじて思い出せて、
大人の世界ものぞき始めている今の私にできることは、
まずこういうこと考えて伝えていくことかなぁって。

4点(5点満点)



ナイフ ナイフ
重松 清 (2000/06)
新潮社

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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2006/11/25 11:15】 | 読んで | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
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【2006/11/25 15:22】 | #[ 編集] | page top↑
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