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わたしの、好きな人
著:八束澄子

久しぶりの読書日記です。
この本は、図書館をぶらぶらしていてたまたま目に入って借りたもの。
こういう借り方をするのはすごく久しぶりです。
たいてい予約したものを借りる感じですから。
amazonとかで感想見て、大外れじゃなさそうなものを借りる。
それがだいたいのパターンです。

そいでまたこのベタなタイトル(笑)。
ちょっとこっぱずかしいですよね。
でもね、最初のページを開いたら、こう始まってるんですよ。


「1992年秋。
   わたしは十二歳だった。」



ほぉほぉ。
どうやらべったべたの恋愛ものじゃなさそうだぞ??
文章の感じも相性悪くなさそうだし、ちょうど全部本読み終わっちゃったし、
ダメ元で借りてみよう。



…そんな出会いだったのですけれど。





やられたーーー。
こらえてたつもりだったのに、気がついたら涙が落ちちゃってました。
電車の中で。。
まさに「ぽろっ」って。


12歳のさやかはすんごいちっちゃい工場の娘。
おやっさん、と呼んでいるお父さんが工場長で、
7歳年上のお兄ちゃんはほぼ引きこもり中。
そしてさやかが「好きな」のは、従業員の杉田、36歳です。
お母さんはさやかが生まれてすぐに「ふらりと出て行って」、
そのまま帰ってこなくなりました。


そんなことが最初の方で紹介されつつ、小さい工場での
日常が語られていきます。
さやかの杉田への恋心はかわいいばかりですけど、
実はそれよりも家族とのいろいろが痛くて、でもわかって。。
お兄ちゃんへの複雑な気持ち、“おやっさん”に当たってしまう
自分自身に対していやになる気持ち、でもどうしようもない自分。
そんな自分を怒ってくれる杉田。。

珍しいことは何もないです。
でも、登場人物ひとりひとりの感情が「わかる」って感じで、
なんか、すごくきゅーーーってする。
みんないい人だし、みんな完璧じゃないし。
読む年齢によって、共感する相手が変わるんだろうなぁ。


こういう出会いがあるから本って楽しいよなぁ。
ほかにもこの人の本、何冊か出てるみたいなので、
読んでみたいと思います。
児童文学の人みたいですね。
最近わたしそういうのよく読んでるなー。
でも、児童文学って本当におもしろいと思います。
またこの人をきっかけにいろいろ読んでいきたいです。


4.5点(5点満点)
こんな旅のお供に:お休みの日に、ゆっくりおうちでどうぞ。



わたしの、好きな人わたしの、好きな人
(2006/04/15)
八束 澄子

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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2009/11/22 21:00】 | 読んで | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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